動画編集で初めにつまずく箇所やミスを改善!
今回はAviUtlの導入時にやってしまいがち、そして見落としがちな設定の一部を書いて行きますので何かのヒントになればウレシイです!
【目次】
- 【拡張編集が出てこない?】
- 【拡張編集の表示の仕方】
- 【動画ファイルの挿入位置】
- 【設定ダイヤログの画面が出てこない?】
- 【動画や画像が中途半端に抽出されてしまう?】
- 【動画(画像)の最後に延々と黒い画面が流れてしまう】の改善策
- 【音声のチェックもしておこう】
- 【挿入曲の音量を適度に調節する】
- 【まとめ】
新しいソフトの導入し始めって何にしても分からないことだらけですよねぇ・・・分からないからそのまま進めてしまって、自分がどう進めてきたかも分からないので結局改善しようにも・・・なんてこともあったりします。
そんなことの無いように、自分の経験からまずは初期段階での必要最低限なことをお伝えして行きます。
【拡張編集ってどこ?出てこないよぉ?】
AviUtl本体もやっとのことで導入、必要なファイルやプラグインも全部ダウンロードしてインストールできた!さあここから動画編集するぞ!って時に...
AviUtlを起動!よおーし・・・て、あれ?なんか白くて四角い画面がポツンと一つだけ表示される。。。
ん?どこをどうすればいいんだ?で、いきなり体がフリーズ・・・こんな風になってますか?最初はみんなこれに戸惑うと思います。僕もそうでした(^^;)謎はすぐ解けます。何も問題ありませんからね!
AviUtlの初期画面には編集用の拡張編集という編集画面が表示されてないので、それをまずは表示してやる必要があります。動画を編集するためのパレット(素材を並べる場所)みたいなものですね。
【拡張編集の表示の仕方】
本体を起動したら(黒い映画のフィルムみたいなアイコン)、白い画面上に左から「ファイル→フィルタ→設定→編集→プロファイル→表示→その他」という風にタブが並んでると思います。
左から三つ目の【設定】をクリックします。
出てきたメニューの真ん中くらいに【拡張編集の設定】というのがあるので、これをクリックします。どうですか?でましたね!これがこれからあなたが動画を編集を行って行くための編集画面になります(パンパカパ~ン!チョーカンタン!)。
ちなみにこの拡張編集は一度プロジェクトを保存しておけば次回から新規でAviUtlを起動しても表示されるようになっています。
どういうわけか たまに知らず知らずのうちに拡張編集が出てこない時があるので、焦らないように表示の仕方を覚えておいた方が良いと思います。先ほどプロジェクトの保存をしておけば...と言いましたが、プロジェクトとは、AviUtlで作成した内容そのものの事を指します。
【動画や画像ファイルを挿入する位置・場所】
はい、拡張編集の画面も出て来て、いよいよここから編集!という時に動画を挿入するぞぉぉ!と...ファイルをドラッグして~ぽい!
【ここ注意!】はい、ここです!間違ってはいけないのは、動画の編集は拡張編集画面で行うもので、一番最初に出てきたAviUtlの白い画面は再生用の画面です。
(あくまで挿入した動画や処理の進行を見る画面なので編集画面ではない)
ですから用意した動画ファイルは、必ず拡張編集に挿入するようにしましょう!
拡張編集に動画を挿入すると、青いバー(映像データ)とその下に音声の赤いバー(音声データ)が表示されたと思います。これで動画が拡張編集に読み込まれた状態になります。
注意:この記事を読まれている方は既にAviUtlの「本体」「拡張編集」「プラグイン」の導入が終わっていると仮定して進めて行きます。導入(ダウンロード&インストール)がお済でない方は急いで導入しましょう!「AviUtlのお部屋」からダウンロードできますよ!
【設定ダイヤログ(描画を数値的にいじる画面)の画面が出てこない?】
動画を編集するには、再生速度や画面の移動、拡大などを施すことがあると思うのですが、【設定ダイヤログ】が表示されていないとその編集自体ができません。表示されていなければ表示するようにしましょう!す~んごい簡単です!
いきますよぉ!?挿入した動画を(青いバー)を左ダブルクリックしてください!
はい!でましたね!これが編集するための【設定ダイヤログ】の画面です。
ちなみに普段動画やその音声を選択する時はワンクリックで大丈夫ですよ。動画(青いバー)をクリックすれば映像の処理をどうするかという事になりますし、音声(赤いバー)をクリックすれば音声の編集をする画面が表示されます。
映像を例えばフェード(徐々に終了させるor徐々に開始させる)かけた時なんかは、音声のファイルもクリックして、同じようにフェードをかけるのをお忘れなく(^^)
(それに限らない場面もありますが・・・)
【動画や画像が中途半端に抽出されてしまう?】
動画の編集が終わりいざ出力しようって時にあれ?動画(or画像)の真ん中くらいまでしか範囲が選択されてない・・なぜ?なんでぇだ~!これで抽出しちゃうと・・・? そうです、その選択された間の映像しか抽出されません、こんなんじゃ困りますよね?
最初のうちはなんだ?どうして?と焦るばかりでせっかく作った動画がちゃんと抽出できないなんて~!!!と頭を抱えてしまう様な事が起こります。
でも大丈夫!焦らなくていいですよぉ。改善方法はごくごく簡単!
上のタブの左から4つ目の「編集」をクリックします。サブウインドウが開きますので、その中の「全てのフレームを選択」をクリックします。はい!プレイビューの下の青いバーが最初から最後まで青くなったと思います。これで映像の全てが選択された状態になります。
ついでに拡張編集のタイムラインの色も最後まで水色に変わったと思います。これで作成した動画(画像)の全てが選択され、その全てが抽出される様になりました。よ~し!抽出するぞぉ!!エンコードだ!・・・て、意気込みますが、ちょっと待ってください! ここで最初みんなが見落としやすい事があります。
抽出し終わった動画を見たら、「あれ?なんだ?動画が終わったのに黒い画面が延々と流れる・・・」ありませんか?僕は今でもやってしまう事があります(^^;)
これはどういうことかというと、動画の最後を抽出する位置に決めてやってない(もしくは何かのトラブルで動画が終わった後も、ずーと後半でエンドラインが設定されている)という事から起こる現象です。 エンコードするにも時間がかかりますし、容量もその分無駄に増えてしまいますよね?さすがにこれも困るわけです。
【動画(画像)の最後に延々と黒い画面が流れてしまう】の改善策
では改善して行きましょう!改善策は簡単です!まずは拡張編集の何もない(オブジェクトの無い)ところで右クリックします。するとウインドウが開きますので、下から3番目の「範囲設定」にカーソルを合わせます、するとサブウインドウが出ますので、
「最後のオブジェクト位置を最終フレーム」をクリックします。
はい!どうでしょうか?よ~く見てください、拡張編集のオブジェクトがあるフレームの最後にグレーの縦線が入りましたね?(赤丸の所)。
これでこの位置が抽出の最後だよ!と設定してやることが出来ました。簡単ですよね?でも本当に最初のうちはよくやってしまうミスの一つだと思います。ぜっかく作った動画を抽出する時は最後にこの2点を必ず確認するようにしましょう!
【音声のチェックも必ずしておきましょうね!】
後は細かい所ではありますが、映像の抽出は見たままで分かり易いのですが、
案外音声や音楽というのはチェックし忘れがち・・・音声がつぶれていたり、音楽や効果音があまりにも大きくて耳障りなど、抽出する前に最期にもう一度、映像のみと音声のみ、そしてその両方を合わせた物を3つ確認すると良いと思います。
【挿入曲の音量を適切な音量に調節する、これ大切!】
音声の無い動画などであれば音楽は視聴者側で調節できるので良いのですが音声などが入っていると、音楽でせっかくの音声がつぶれてしまって聞こえずらいなんてことが起こる時があると思います。
編集中は案外映像の方に集中してしまって気づきにくい事があるんですよね、でも会話などをメインとする動画であれば、実は思っているほどバックミュージックは大きくなくていい・・・というよりも自分が思っている以上に小さめの設定で良いのかもしれません。
【まとめ】
導入初めはすごく簡単なことでも、どこがどうなっているか分からないことって多いですよね?これはスマホでもパソコンでも、カーナビでもデジカメでも何でもそうだと思うのですが...大変ですよね。
でも基本的な操作を覚えておけば後は応用、いじっていじり倒して変化を直接感じて行けるのがこの動画編集の面白さでもあるので、ぜひ頑張って行きましょう!他にも今までに感じた事や困った事があればどんどん投稿していきますので、またお暇なときに覗いてやってください(^^)/