ジャコブロ! 釣りロケ動画編集室

釣りして撮って捌いて食べる! 何かを制作(製作)したり表現する楽しさを伝えて行きたい。

【風のノイズ軽減できる?】100円ショップで揃う!防風マイクの作り方

今回は動画を撮る上でも編集する上でも、公開する上でも重要になってくる音声の録音についてのお話です。

【目次】 

 

【はじめに】

今まで僕が動画を編集する時に結果的に一番困ったのは「風のノイズ」でした。でもねぇ・・・めっちゃ良いマイクやそれにつけるウインドジャマー(風のノイズを防ぐフワフワの毛皮みたいなやつ)なんかも色々とありますが・・・

高い! とにかく高価だったりします。(価値観は人によって違うとは思いますが・・・僕には高い...)でも外で映像を撮影する以上どうしても風による影響は防ぎきれない。

それでも動画にして公開する限りはどれだけ軽減できるかは努力しないといけないんですよね(^^;)ということで初めは手作りで色々と僕独自の方法でやってみましたのでそれをお伝えします。これが割とイケる!

根本的な対処をする他に大きな改善策は難しいと今も感じていますが、そのノイズを少しでも軽減するためにしてきた対処策を語って行こうと思います。

 

【自作!簡単な風のノイズの約20%ほどの軽減方法】

最初はスマホでそのまま撮影に出ていました、無謀ですよね?(^^;)後になって音声を聞いてみると、それはそれはすごい雑音で何をしゃべっているか何となく分かっても、雑音が耳障りでヘッドホンなんかじゃ聞けるレベルじゃない・・・。

そこで、外付けのピンジャックマイク百円ショップで買ってきました、そのピンジャックマイクに...アレです!洗い物をする時に使うアレ・・・そうです! 食洗用のスポンジです!それを大きめにくり抜いて、真ん中に細いドライバーで穴を開けます。そこにピンジャックマイクをギュッと差し込む

まずはこれで試しに外で撮影をしてみましたところ...まあ!何という事でしょう!雑音が随分と減りました。ぽこぽこという音はどうしても残るのですが、常にザーっと鳴っていたノイズはけっこう軽減されたように思えました。

 

【風のノイズが約40%ほど軽減する】

それでもやっぱりもう少し何とかならないかなとクオリティを追求する欲は止まりません。で、調べてみると、マイクが拾う風のノイズというのは、風が当たる物の振動によって大きくなることが分かりました。

なるほど・・・マイクを囲ったスポンジを浮かせれば良いのか!そう思い、何かないかと探しまくって・・・見つけました!

アレがあるじゃないか!

普段から釣りを趣味とする僕はあるものを思いつきます、サビキという小エビなどのエサを詰めて海に落とす釣り方で使用するエサを詰めるカゴです!これは使える!

まずはエサカゴの底にある重りの部分をくり抜きます。続いて網状になっているの中央辺りから針金を通します、それにスポンジで囲ったピンジャックマイクを固定して。。。分かりにくいですかね、簡単に言うと、カゴの中でスポンジが浮いているようにするわけです。

出来上がりすぐに外での撮影を試しました、そしたらなんと!さらに雑音が減っている!(確実に測ったわけではないですが)あまりにも風の強い日はどう頑張っても不向きではありますが、多少の風ならこれで対応できる!これはとても嬉しかったですね。

 

【これができれば風のノイズは約60%ほど軽減する】

ようやく出来上がったカゴつきマイクですが、見た目と使い勝手が非常に悪い...まあ仕方ないとは思っていたのですが、やるからにはもう一歩前に進めたいと思い引越しの時に捨てようと思っていたぬいぐるみがあったことを思い出します。

これだぁぁぁぁぁ!

毛足の長いぬいぐるみだったのでバッチリだと思い、カゴ付きマイクをそのぬいぐるみの足の部分の外布をはぎ取って縫製して行きます。100円ショップで売られているファーを使用してもOKです。

カゴ付きマイクをしっかりと覆いかぶせるで縫製して行きます。ケーブルの根っこの部分にはマジックテープで閉じれるようにして・・・出来上がり!こちらがその完成写真です↓↓

手作り風ノイズ軽減外部マイク

手作り風ノイズ軽減外部マイク

さあ早速外に出て撮影してみよう!ということで撮影後その音声をヘッドホンで聞いてみたところ、何という事でしょう! 初めとは比べ物にならないほど雑音が軽減されました。確かにコレをすることで多少音声がこもったように聞こえますがそれは仕方がありません。

ビックリしたのが、その後安手の外付けマイクとウインドジャマーを購入したのですが、風だけのことで言えば自分で自作したマイクの方が高音部分の雑音が少ない!・・・なんか府に落ちない気もしましたが、事実です。

 

 【まとめ】

この様に手作りのマイクでも十分外での撮影に使用できます。ですがひとつ分かったのが、やはり後に購入した専用のマイクとウインドジャマーを使用した方が低音の雑音が少なかったです。

車や船、近くに工場などがあったりする場所だとどうしても低音のブーーンといった雑音を拾ってしまうんですよね、ですので風のノイズをなんとか軽減したいとお悩みの方がいらっしゃいましたらこのように自作することもできますが、どちらにせよマイクスポンジとそれにかぶせるウインドジャマーの使用は必須となるでしょうからより良い作品に仕上げるためにもご検討されると良いと思います。